2017年04月28日

静岡県佐久間の片桐鍛冶店さん

訪問後半年以上経ってしまいましたが、昨年9月、行動範囲よりかなり足を延ばして、静岡県浜松市天竜区にあります、片桐鍛冶店さんを訪問しました。

R_IMG_3930.JPG
飯田線佐久間駅。下車する人は誰もおらず、駅前に人影もなし。しかし、浜松市天竜区って違和感ありますね…佐久間町のイメージがいまだ強いです。

ここから天竜川沿いに少し下った西渡というところに、お目当ての片桐鍛冶店さんがありました。
R_IMG_3941.JPG

早速仕事場を拝見。当日も午前は仕事されてたそうです。
R_IMG_3935.JPG

R_IMG_3937.JPG

仕事場には火床がもう一つ。お父様と2人で仕事されてた時代の名残とか。
R_IMG_3945.JPG

製品が整然とウィンドウに並べられています。
R_IMG_3939.JPG

床には鍬類。
R_IMG_3940.JPG

片桐さんは、メディアへの登場も地元ではかなりあるので、知られた存在であるとともに、金原鎌という造林鎌製作の最後の継承者として紹介されています。
…が、その金原鎌。見せていただいたんですけど、写真に撮ってませんでした…
もちろん関東風の形の鎌も製作可能だそうですが、金原鎌の優位性をいろいろ説明してくださいました。
地域が変わると道具の形は変わってくるわけですが、それぞれの場所で何故この形が最高なのかというお話を聞くと、その道具に関していろんな深いところが見えてきます。これは、ネットで各集合的産地のページを巡っているだけでは決して見えてこない、生の知恵ですね。

R_IMG_3948_2.JPG
列車のダイヤのせいで余り長居出来なかったのが残念。また訪問したいです。

関東地方ではほとんど作られておらず、見ることも稀な登鎌と、片桐さんオリジナルらしいハゼ切包丁(小形の出刃)を購入。
R_IMG_3965.JPG

ハゼ切です。
R_P4280037.JPG

裏側。片刃で、裏すきがあります。もう使っちゃったので若干変色しています。
R_P4280036.JPG

野鍛冶さんの包丁としては、かなり綺麗に仕上げられていました。
posted by 槌音 at 20:29| Comment(2) | 鍛冶屋情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
片桐さん、お元気ですねえ。
何年か前のナイフマガジンで特集を組まれてました。
行ってみたいと思ってはいるけど、なかなか困難な場所にあるので・・・
Posted by 名無し at 2017年08月21日 22:28
コメントありがとうございます。

飯田線の佐久間駅か、浜松から遠州鉄道に乗り、終点から一日数本のバスを捕まえて西渡で降りるしか方法が無いので、マイカーか、ある程度近くの人で無いと長時間滞在は難しそうです。
でも、本当はいろいろなお話をしてくださる方なので、ジックリお聞きしたいんですけどね。
ナイフマガジンは購読していないのですが、いかにも取り上げそうな方ではあります。逆に特定の職人の道具を作る刃物鍛冶さんは手薄なのでしょうか。
Posted by 管理人です at 2017年08月26日 04:15
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。